第一回全国大会
開催日時 平成10年4月22日
開催場所 東京都中央区 「紙パルプ会館」
入賞者
優 勝 森博孝さん
(横浜市66歳予選5位)
準優勝 川崎利明さん
(東京町田市51歳予選9位)
3 位 任貴鮮さん
(東京中野区26歳予選1位)
第一回競技大会。横浜の森さんが初代チャンピョンに。
設立総会に続けて「第一回全国大会」が開催されました。全国から一般愛好者も含めて男性48人、女性15人の計63人が、的からの距離8mと10mで競いました。この競技方式は、これから各地で開催される競技大会のひな型となるものです。
3人の入賞者
決勝の成績は、優勝=森博孝さん(横浜市66歳予選5位)、 準優勝=川崎利明さん(東京町田市51歳予選9位)、3位=任貴鮮さん(東京中野区26歳予選1位)。これら入賞者には表彰状と花束が贈呈されました。
注目コーナー
車椅子で徳島から参加した池添氏と、中国出身の任貴鮮さんが、注目を集める
競技会で取材陣の注目を集めた方が二人いました。一人は四国徳島県から車椅子で参加した池添章(いけぞえあきら)氏。もう一人は男性選手を抑えて予選トップで通過した中国出身の任貴鮮(にんきせん)さん。
池添氏は惜しくも予選落ちとなりましたが、「健常者と同じように競えて楽しいですね。四国に帰ったら障害者仲間に広めていきたいですね」と語っていました。
一方、任さんは決勝で3位。「楽しかったです」と感想を語っていました。スポーツ吹矢は身障者にも楽しめるという点で、池添氏の参加は象徴的でしたし、世界的に家庭スポーツとして受け入れられてゆくであろうという点で、任さんの活躍は象徴的でした。
第一回関東大会
開催日時 平成10年11月15日
開催場所 東京都目黒区の東京学園高等学校体育館
関東大会に100人以上が参加!。
16人が横一線に並んで、8メートル先の的をめがけて『シュッ!』
平成10年11月15日、さわやかな秋晴れの中、東京都目黒区の東京学園高等学校体育館で、「日本スポーツ吹矢協会関東大会」が行われました。参加者は100人を越え、日頃の技を競いました。
濱野大会会長の開会宣言に続き競技がスタート。4月の第一回全国大会で優勝した森博孝さん、第二位の川崎利明さん、第三位の任貴鮮さんも参加し、とてもハイレベルの競技会となりました。そんな強豪の中、今回優勝したのは、男性の部が神奈川県から参加の高橋健さん、女性の部が東京都から参加の利波由美さんでした。第三位までにはそれぞれ、金、銀、銅メダルと賞状が、八位までの入賞者には賞状が、大会会長より授与されました。
今大会は、最年少の小瀬村玲奈ちゃんが十二歳、そして最高齢の山崎重之さんが七十五歳と、大変幅広い方の参加となりました。スポーツ吹矢がたくさんの方に支持されているスポーツであることを、参加者全員が実感いたしました。
入賞
男性の部 |
女性の部 |
優 勝 |
高橋 健 |
神奈川 |
優 勝 |
利波 由美 |
東京都 |
準優勝 |
小俣 治雄 |
東京都 |
準優勝 |
森田 恵美子 |
千葉県 |
第三位 |
大橋 英夫 |
東京都 |
第三位 |
須永 富子 |
東京都 |
第三位 |
黒岩 康 |
千葉県 |
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入 賞 |
丸山 隆一郎 |
富山県 |
入 賞 |
井伊 喜代子 |
埼玉県 |
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川崎 利明 |
東京都 |
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安達 美恵子 |
茨城県 |
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正岡 義夫 |
千葉県 |
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谷田部 桂子 |
東京都 |
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村井 忠男 |
千葉県 |
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中野 恵子 |
埼玉県 |
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酒井 康子 |
埼玉県 |
優勝者インタビュー
気軽に参加していきなり!!に感激 〜 男性の部優勝 高橋健さん
手作り吹矢で遊んだ少年時代が懐かしく、9月に入会、用具一式を揃えました。初心者でもそれなりに当たり、気軽に参加した大会でいきなり優勝。喜びの実感は数週間経てからやってきました。これからも続けていくのはもちろんですが、健康維持、回復につながること、一人でもできるスポーツであるというメリットを、大いに広めていきたいと思います。スポーツ吹矢を形作って下さった多くの皆様の努力に感謝いたします。
奥が深いスポーツですね 〜 女性の部優勝 利波由美さん
吹矢を初めて半年、やっとリズムや呼吸法が少しずつ出来るようになってきました。簡単そうに見えるけれど実はとても奥が深いですね。今回の優勝は運が良かったからだと思いますが、次回からはちゃんと実力で優勝できるよ うに頑張ります。これからも新しい仲間の輪を広げて、細く長くスポーツ吹矢を続けていきたいと思います。
注目コーナー
初めて出場した大会で 〜 吉田 晴江(東京都・63歳)
なんとか自分にもできそうかなと始めたばかりなのに、大会出場とはもう不安と心配でドキドキでした。でも初めて会の皆さんとお会いできる楽しみと期待も。そんな思いの中でいよいよ本番。一線に並びピッピッと笛の合図で行動するなど、何年ぶりのことでしょう。緊張して呼吸のことなどすっかり忘れて慌てて矢を吹いてしまい、的に届かず。もう本当にあがってしまいました。それでも少しずつ気持ちも落ち着き、採点のパートナーの方の声援に助けられながら、なんとか頑張ることができました。立つポーズがきれいに映って矢もビシッと当たる方などついつい見とれてしまいます。大会に出場して、本当に吹矢は年齢に関係なく、いつまでも続けていける素敵なスポーツなのだと実感しました。
続々とマスコミで紹介!
競技大会の模様について、NHKを始めとしてマスコミ各社が取材に訪れました。11月15日以後、全国の地方紙で取り上げられました。また、12月3日早朝のNHK「おはようニッポン」で全国に放送されました。
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