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■競技規則

第1条】 
この競技規則は、スポーツ吹矢競技が、正しい吹矢式呼吸法を用いて、身心の健康増進、体力増強をはかり、あわせてスポーツ吹矢競技の振興とスムーズな運営によって人々の安全と安心をまもり健康で快適な生活の発展に寄与する事を目的とする。

【第2条】
この競技規則は、協会が認定する公認の用具を用いて行われる競技に適用される。

【第3条】 競技種目
男女それぞれ6m、8m、10mの3段階で行う。ジュニアの部(小・中学生)は5mも認める。

【第4条】 用具
競技に使用する用具は協会公認の用具に限定する。
第1項 筒
1.競技に使用する筒は長さ約1,200mm(約120cm)または約1,000mm(約100cm)。
2.筒の先端から300mm以内は、いかなるものも貼付してはならない。

第2項 矢
1.プラスチックフィルム(ポリプロピレン)を巻いた部分と先端の釘の部分及びその他からなる。

第3項 的
1.競技に使用される的の素材は、ウレタン製で協会公認のものとする。
2.的は一辺約330mmの正方形とする。

第4項 的シール
1.的には原則として紙製「的シール」をはって用いるか、または交換式的を用いる。
2.的シールの配点は以下の通りとする。
@ 7点=中心から半径3cmの白の部分(中心の黒の部分を含む)
A 5点=7点の部分の外側の3cmの赤の部分
B 3点=5点の部分の外側3cmの白の部分
C1点=3点の部分の外側3cmの黒の部分(平成20年7月1日付 改訂)
3.的の設置は、的シールの黒点の中心部分が床上160cm(または130cm)とする。

【第5条】 競技場
1.室内とする。全選手が同一の条件で競技できるとともに、安全が確保できること。
2.的とスタートラインは所定の距離とし、加えて2mを待機ラインとする。
3.それぞれのレーンに符号を付ける。
4.ラインテープでそれぞれの距離毎のスタートラインを設ける。
5.得点記録板、成績発表ボードを設ける。

【第6条】 競技会
第1項 競技会参加対象
各種競技会は、協会の会員を対象として行われる。

第2項 参加申込
競技会は実行委員が決めた要項に基づき参加申込をしなければならない。

第3項 予選及び選抜
選手が多くの競技の運営に支障があるときは、予選、先着順などの方法で公平に選抜することができる。

【第7条】 競技
第1項 競技は、協会が定めた基本動作に基づきスポーツ吹矢の競技規則に則り行わなければならない。

第2項 種目別競技は次のように行う。
1.個人戦
スタートラインに、ラインを踏まぬように立ち、スタートの合図を受けてから的に向かって一礼したのち、1ラウンド5本の矢を吹く。第1ラウンドから最終ラウンドまで順次に吹いて合計点で競う。
2.団体戦
個人戦同様スタートラインにラインを踏まぬように立ち、的に向かって一礼したのち、1チーム5名で、得た得点の合計で競う。1ラウンドの時間は5本吹いて3分以内とする。

【第8条】 トライアル(試矢)
競技開始前に3本の矢を試矢することができる。この際、審判によって、選手の用具が公認のものか確認する。

【第9条】 競技開始
1.競技開始は審判の始めの合図で開始する。
2.自分の5本の矢を吹き終えても審判からの合図があるまでは、矢をとりにいってはならない。

【第10条】 採点
1.採点は各ラウンド毎に行う。
2.審判が得点を読み上げ、選手が確認する。
3.矢抜きを行うのは、競技者本人が行う。
4.境界線上は高い得点とする。 
5.的の得点圏にあたって撥ねた矢を撥ね矢として吹き直しをすることができる。

【第11】 順位の確認と表示
1.競技の結果の順位の確認は、記録表に審判長が確認のサインをし、実行委員長に提出する。
2. 実行委員長が、承認の上、得点掲示板に発表する。

【第12条】 プレイオフ
1.順位の決定にあたり、同点者があるときは、順位決定戦を行う。
2.順位決定戦の審判長は、実行委員会において予め定め、発表しておく。
3.順位決定戦は、3本勝負、若しくは1本勝負とし、大会の状況により実行委員会で決定する。

【第13条】 抗議
1.選手の資格および競技会運営上の抗議には、実行委員長が裁定する。
2.採点に関する抗議には審判長が実行委員長と競技のうえ裁定する。
3.矢を的から取った後の得点についての抗議は、一切これを受け付けない。

【第14条】 失格
つぎの行為を行った場合は失格となる。
1.故意に競技規則に違反したと認められる時。
2.1ラウンドの規定時間内に吹き終わらないときは、残りの矢は無効となる。
3.1ラウンド5本を超えて吹いた場合、高い点から超えた本数だけ無効となる。
4.筒に協会の規定に反してシール・テープその他の物を貼付した場合。
5.競技会の秩序を乱し、役員の注意、制止を聞かなかった場合。

【第15条】 審判
大会実行委員会が選定し、任命する。

【第16条】 附則
1.大会では、実行委員会が定めれば以下の競技も並行して行うことができる。スターファイブ、パーフェクトナイン、スピード、遠矢、アクティブその他。
2.大会では、ギャラリー体験コーナーを設置し、さらなる普及につとめる。

◆ジュニア部規約
1.ジュニア部の構成
ジュニア部の対象は小学1年生から中学3年生までの男女とする(高校生以上は一般の部とする)。
2.ジュニア部のルール
・的の高さは130cmまたは160cmの2種類とする(自己申告)。
・筒の長さは約1,000mm(約100cm)または約1,200mm(約120cm)(自己申告)とする。
・矢は協会公認の一般用を使用する。
・的は協会公認の一般用を使用する。
3.段級位と的までの距離及び合格点(表参照)

級位
的の高さラウンド数
距離
合格点
ジュニア5級
130cm・160cm
2ラウンド 4m
42点
ジュニア4級
130cm・160cm
2ラウンド 4m
46点
ジュニア3級
130cm・160cm
2ラウンド 5m
50点
ジュニア2級
130cm・160cm
3ラウンド 5m
75点
ジュニア1級
130cm・160cm
3ラウンド 6m
75点
ジュニア初段
130cm・160cm
3ラウンド 7m
75点

筒は協会公認の約1,000mm(100cm)のジュニア用の筒か約1,200mm(約120cm)(自己申告)の筒を使用する。
昇級後は1ヶ月以上の期間を経過して、次の級位を受験できる。また、ジュニア初段者は希望すれば一般の1級の受験資格を得る。

◆障害者サポート部規約
1.障害者サポート部の目的
障害者サポート部は、教育普及部・公認指導員・および支部長が中心となって障害者のスポーツ吹矢支援を行う。
単独個人でスポーツ吹矢を実施することが困難、あるいは不自由を感じる方々を対象に、スポーツ吹矢による機能回復の一助として支援していく。各地の行政機関から障害者へのスポーツ吹矢の実習の要請があった場合には、積極的に支援を行っていく。
2.障害者サポート部の大会ルール
健常者と同等のルールとする。但し、状況によって障害者に無理の無い環境に近づけたルール実施と安全をめざす。
@ 的の高さは130cmまたは160cmの2種類とする(自己申告)。
A 筒の長さは約1,000mm(約100cm)または約1,200mm(約120cm)(自己申告)とする。
B 基本動作は一般的に準じる。
C 役員は障害者が、無理なく競技できるように誘導、指導する。
D 障害者は、立って基本動作が出来ない場合は、椅子に腰掛けても構わない。
E 車椅子の場合のスタンスは、ブローの際、健常者と同等に顔の位置がスタートラインより出なければよいとする。従って、車椅子の前輪がスタートラインを出ても可とする。筒に矢を入れる際、補助者が替わって入れても構わない。
F ホールディングの際、筒を両手で持ち上げられない場合、片手で持ち上げても差し支えない。又、筒を持ち上げたり、下ろす事が困難な場合は、行わなくても良い。但し、腹式呼吸は行うようにする。
G ブローの際、片手のみで支えられない場合、片手を補そう具で支えても構わない。矢を抜く際は、対象者本人が抜くことが望ましいが、不可能な場合はこの限りではない。
H 障害者が吹矢協会が開催する全国大会・フェスティバル等に参加する場合、原則として健常者の出場基準に準ずる。但し、的の高さ(130cm又は160cm)は本人が申告する。又、大会実行委員が、参加者の状況に応じて内容を検討し実施するものとする。
I 矢は協会公認の一般用を使用する。
J 的は協会公認の一般用を使用する。